【2022年度】吉野川農業支援センター 土壌分析の御案内

吉野川農業支援センターでは、原則毎月第2・4水曜日に土壌分析を行っています。

2022年度の予定ができましたので、こちらにてお知らせさせていただきます。

 

また、まだ土壌分析を行ったことのない方のために、

  • 土壌分析をご依頼いただく際の手順
  • 土壌分析を行うメリット

も合わせてご紹介しています。

 

ぜひご一読ください。

 

 

2021年度 土壌分析の日程【原則毎月第2・4水曜日】

4月

 6日、20日

5月

 11日、25日

6月

 8日、22日

7月

 6日、20日

8月

 3日(第1水曜日)、24日

9月

 7日、21日

10月

 5日(第1水曜日)、19日(第3水曜日)

11月

 2日(第1水曜日)、16日(第3水曜日)

12月

 7日、21日

1月

 11日、25日

2月

 8日、22日

3月

 8日、22日

 

土壌分析に関する御連絡はこちらまで

連絡先:吉野川農業支援センター 0883-26-3971

土壌分析を依頼する手順

土壌分析を依頼する手順①:土を採取する

まず、分析したい圃場の土を採取します。

 

「土をとるだけ」と思われがちですが、土壌分析において土壌採取は非常に重要です。

偏った採取では分析結果の信頼性を下げ、誤った診断を招いてしましまうからです。

 

一般的な採取方法は、下図のように道路、河川、日陰の影響を受けている場所を除外し、5か所以上から採取します。また、土層の上下で厚さが違わないようにどの層も平均的に採取する必要があります。

 

採土地点の決め方

採土は平均的に行う必要があります

引用:農林水産省|0土壌分析用の土壌採取について

 さらに、畑・水田・果樹など、それぞれで適切な採取方法が異なります。

 

一度学んでおけばずっと使える知識ですので、上記で引用した農林水産省が出している資料で確認しておきましょう。

土壌分析を依頼する手順②:採取した土を乾燥させる

 採取した土を新聞紙などの上に薄く広げ、しっかり乾燥させます。

土壌分析を依頼する手順③:吉野川農業支援センターに持ち込む

 乾燥した土をビニール袋などに入れ、吉野川農業支援センターまでお持ちください。

 

お持ちいただく土の量は乾燥後の土で200g程度あれば大丈夫です。

 

圃場が複数ある場合は圃場ごとに分けていただくようお願いします。

【重要】注意点:土が乾燥できていない場合は

乾燥できていない場合でも持ってきていただくことは可能です。

 

こちらで乾燥作業はしますが、分析予定日までに乾かない場合は次回の分析に持ち越します。御了承ください。

土壌分析を行うメリット 

収量・品質の安定化

毎年同じ時期に同じ作物を栽培しても、毎回同じ施肥量では、ある栄養分は多く残り、あるものは残っていないという風に、土中の栄養分が偏ってしまいます。栄養分が偏ると、作物の収量・品質が低下してしまいます。

 

土壌分析を行うと、土中に残っている栄養分を把握できます。そのうえで足りない栄養分を補い、多い栄養分は入れないという判断が可能に。

 

そうすることで、自然と土中の栄養バランスが適正に近づいていき、作物の収量・品質が安定します。

肥料コスト削減

土壌分析により適切な施肥量が分かれば、必要以上に肥料を入れすぎることがありません。

 

必要以上に作物に肥料を与えずに済むので、結果的に肥料コストを低減させることができるのです。

吉野川農業支援センターでは、土壌分析に基づく施肥設計案をお渡ししています(必要な方のみ)

 土壌分析を行って数値として結果が出ても、その後の土づくりにつなげられなければ意味がありません。

 

吉野川農業支援センターでは土壌分析で出た数値に基づき、「施肥設計案」をお渡ししています。

 

 希望者のみお渡ししていますので、必要な方は土壌分析依頼時にお伝えください。

ちなみに:料金はかかりません

吉野川農業支援センターでは、分析から施肥設計まで無料で行っています(阿波市吉野川市の方のみ)。

 

分析項目は以下の6つです。

  • pH
  • EC
  • 石灰
  • 苦土
  • カリ
  • リン酸

土壌分析に関する御連絡はこちらまで

連絡先:吉野川農業支援センター 0883-26-3971